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“Z33CSコンセプト”製作記 その6 |
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前回はステージ1のパーツ選択において、サーキット走行に必要となる熱対策の為の補機類の選択をおこなった。今回は「足周り」におけるパーツ選択をおこなっていこう!
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ステージ1:足周り |
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足回りの選択はこの企画においてとても重要な位置を占めている。街乗りとサーキット走行の両立を目指す足づくり。その乗り味次第で車の性格がガラリと変わってしまうからだ。まずクルマニンゲン・プロジェクトチームが考える両立する乗り味をRevolfe S.A.代表の溝田氏に伝える。ちなみに溝田氏は過去にいくつも有名なチューニングカーの足周り開発に従事していた「足のプロ」でもある。
クルマニンゲン・プロジェクトチームの考え
・街乗りではコシがあるのだがしなやかに動く感じ
・サーキットでは路面を追従する「オン・ザ・レール」の感じ
※クルマニンゲン・プロジェクトチームは素人集団なので"感じ"としか表現できない(悲)
クルマニンゲン・プロジェクトチームの考えを快く受け止めてくれた(?)溝田氏は、
「どちらにも共通のポイントは"硬くない足"というところでしょう。だけどセダンのようにフワフワした感じではなく、欧州車のようにしっかりした感じですよね。それを実現するベースとなるメーカーは、クアンタムが理想に近い性能を発揮してくれると判断致しました。それは低圧ガスモノチューブ構造であると言う事と精度の高い部品類から構成され、フリクションが少ない点です。また、ピストンのセッティングにより、自在に仕様を変えられる事です。他社のダンパーの中には、仕様変更領域に制限が有る物も有りますからね。」
クアンタム…
そうレース界では当たり前のように有名な英国の名門メーカー。特にハコ(乗用車ベースのレースカー)の足に強く世界最高峰のハコ・レースDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)では上位常連である。市販品も性能はもちろんのこと、その作りこみはレース用のものと一切変わらない精度で出来上がっている。ただ初期投資が辛いのが難点。しかし、後から別の足に履き替えたり仕様変更を何度も繰り返したりすることを考えると始めから良いものに投資をしていくことのほうが効率がよいはず。ということでクルマニンゲン・プロジェクトチームは歯を食いしばって(悲)このクアンタムで足を作成することを決定。ここまできたらとことん行こう!といことで市販のクアンタムの中でももっともストイクックなベースCR(コンペティション・レーサー)というモデルを選んだ(もちろん溝田氏との協議の上です)。
そして待つこと1ヶ月、ついにクワンタム・クルマニンゲンSP(スペシャル)完成。
ショックにはクアンタムCRに溝田氏によるスペシャルセット、それに合わされるバネにはフロントがハイパコ(8K)、リアがスイフト(10K)という使用になった。製作にあたった溝田氏は、
「ついにできましたね。セッティングに関してですが、ダンパーの仕様及びバネレート等は、サスペンションのジオメトリー、1Gの1輪加重、アームのレバー比、スタビライザーのロール剛性、車体の固有振動数、等々によって計算から割り出し、ベースを製作します。レース専用車では無いので、バネをあまり硬くしていないのもお判り頂けると思います。こうして比較的簡単にベースは出来上がりますが、ここからが本業ですね。
前後のショックを減衰力の調整範囲の中で、どれだけドライバーに合わせてセッティングが出来るかと言う事になります。また、サスペンションは路面状況等の外的要因にも左右されやすいですから、セッティングが決まらない場合は、再度バネレート及び減衰力の設定変更が必要になります。このようにしてクルマニンゲンZ33号のサスペンションは出来上がりました。」
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出来上がったクアンタムと純正ショックフロント
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出来上がったクアンタムと純正ショックリア
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ついにインストール!!!
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本格的になってきたクルマニンゲンZ33CSコンセプト!足回りのインプレッションはテストの回にレポートをしよう!さて、次回はステージ1第3弾!軽量化のパーツを紹介しよう!
協力:Revolfe S.A.
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