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“Z33CSコンセプト”製作記 その5 |
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Z33CSコンセプト製作記もついに5回目!前回までZ33のノーマルでの実力とその検証を行ってきた。今後のチューニングの方向性を考える上でも、とても興味深い結果が得られ、さまざまな問題点も浮き上がってきた!今回では前回までの結果を踏まえ、実際のパーツ選択と車両への組み付けをレポートしよう!
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Z33の課題=軽量化 |
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前回のパワーウェイトレシオの回に話題に上がったZ33の重量であるが、スポーツカーとしての重量配分は及第点としても絶対的重量はやはり「重い」ということが比較検証で分かった。車の運動性能を上げていく上でのアプローチは2つあり、一つはパワーをひたすら上げていく事。もう一つは軽量化をする事である。もちろん予算に限りを付けずに両方のアプローチをしていけるのであればそれに越したことはないが、現実問題としては無理である。どちらの方法がコスト・パフォーマンス的によいのか?
「それはターゲットにするステージによります。」Revolfe S.A.代表の溝田氏は言う。
「絶対的な速さが必要とされるステージ、たとえばドラッグとか最高速とか、そこに的を絞るのであれば絶対的にパワーへのアプローチが良いでしょう。しかしながらサーキットなどの様に、クローズドでの速さを求めるのであればコーナーリングフォースを高めることが重要になります。その上では軽量化のアプローチは加速、制動、コーナリングすべてにプラスに働きます。クルマニンゲンZ33はサーキットと街乗りがターゲットですよね?ならば軽量化のアプローチが最適と思います。もちろん、フィーリングという観点ではパワー系のライトチューンも不可欠ですね。」
なるほど、溝田氏のアドバイスから見えてくる方向性は軽量化とパワー系ライトチューンのバランスのとれたトータル・チューニングと考えられる。溝田氏の話は続く、
「大前提として"誰にでも出来る"つまり現実的というコンセプトを忘れてはいけません。私も含めてそうですが(笑)妄想族になると切りがなくなりますから。このことを踏まえて私が提案するメニューは、
・エンジンはノーマルのまま吸排気&CPUのみのパワーチューン
・交換程度で可能な軽量化
・サーキット走行を楽しくする足回り
・サーキット走行に耐えうる補機類の装着
これらを街乗りとサーキット走行を両立する位置で味付けをしていく。これは私たちプロの仕事です。」
これで方向性は決まった。クルマニンゲン・プロジェクトチームと溝田氏との間で実際のパーツ選択が始まった。
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ステージ1:補機類 |
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まずステージ1としてサーキット走行に必要な「熱対策」のための補機類の装着である。様々なメディアですでに紹介されているが、Z33は熱に関してはとても辛い様である。エンジンルームが狭いせいなどもあると思われるが、サーキットを走る上でこの「熱」を気にしていては、思いっきりアクセルを踏めない。そこでまずエンジン回りの熱対策を行っていく。エンジン回りでの熱に関する注目点はエンジンの油温と水温である。これを冷やさなければならない。クルマニンゲン・プロジェクトチームと溝田氏との間で選択したパーツはこれだ!
・ARC製SMCプレステージラジエター
・トラスト製13段エンジンオイルクーラー(汎用)
・NISMOパワーステアリングフルードクーラー
水温を下げるラジエターには、日産系では信頼のARC製のアルミラジエターを選択。このSMC(スーパーマイクロコンディショナー)シリーズはARCのレース活動からの技術をフィードバックされた商品でマイクロチューブ技術により従来品よりも27%も交換効率を上げている。そして今回選択の一番の決め手になったのが1層式というところ。アルミ製でかつ1層式であるためとても軽量なのである。フロントの一番先端に装着される部品なだけに、その部分の軽量化は大きいといえよう。
水温の次は油温。トラスト製の選択は、クルマニンゲン1号にも採用されており絶大な信頼があるからである。それとサーキット走行でのハードなハンドリングによるパワステ・フルードの沸騰を抑えるパワーステアリングフルードクーラーも装着、こちらはワークスのNISMO製とした。純正交換タイプで手軽に交換できるところが選択の決め手となった。
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スーパーマイクロコンディショナーラジエター
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純正とこんなに差が!
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トラスト製オイルクーラー装着!
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表面積が違います!
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クルマニンゲンZ33! |
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次回はステージ1の足周り編をレポート!サーキット走行と街乗りでの乗り味を決定つける足周りは今回の企画の目玉でもある!こうご期待!
協力:Revolfe S.A.
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