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bay shore short story vol.4
=第二夜= 壱章

≪AM3:00 東名高速道路 厚木付近≫

外気温14度、無風。

最高速にはBestなConditionだ。
Air冷間2.3、Boost/1.45に設定。
ハーネスを締め上げて東名を出発。

東名→首都高→レインボーブリッジ→湾岸→大黒U-Turn→横羽線→首都高
→レインボーブリッジ→湾岸、と言うコースを設定。
早速、東名にてそれらしい集団を発見。

『・・・ふぅ』

一瞬の歓喜が落胆に変わる。
ずいぶん飛ばしているが、車線変更、加速の仕方、ライン取り、どれもヒヨコのそれだ。
Zが二台、Rが一台の計3台を横から200km/hで抜く。

案の定、後ろから迫ってくる。

「ふぅ・・・遊んでやるか。」

自分でもまだ踏み切れていないアクセルを3速全開にする。

『・・・!!!』

全ての五感が冴えわたり、緊張する。
Tireが右、左にぶれながら加速を続ける。
タコメーターは壊れたかのように跳ね上がり、スピードメーターは狂ったように上昇を続ける。
危うくレヴまで回しそうになるくらい、頭の中は真っ白になっていた。

『4速、5速、270km・・・6速・・・』

段差を超えるたびにステアが激しく動き、路面の情報が極端に少なくなる。

1台だけが追って来ている。

『・・・ヘッドライトから察するとRか?』

既に小さくなりすぎて判別不可。
どのみち関係の無い事だ。

「踏む事」は誰でも出来る・・・しかし・・・。

『踏み続けられるか・・・R?・・・無理だろう?』

7秒後のバックミラーには、暗闇と街灯だけが映っていた。

≪To be continued...≫


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